札幌市内で民泊を始めたらいくら稼げるか収益試算
札幌市内での民泊運営の収益試算を解説。稼働率・単価の目安と初期費用を踏まえた収益シミュレーションをまとめます。
札幌市内で民泊を始めるといくら稼げるのか
札幌で民泊を始めようと考えている方が最初に知りたいのは、「実際どれくらい稼げるのか」という点だと思います。
私も不動産管理の仕事を通じて、札幌エリアの民泊運営者から話を聞く機会があります。今回は、その現場感覚も踏まえて収益試算の目安をお伝えします。
札幌民泊の稼働率と宿泊単価の目安
まず、収益を左右する2つの要素を押さえておきましょう。
稼働率の目安
- 年間平均:50〜70%程度
- 繁忙期(雪まつり・夏季):80〜90%
- 閑散期(11月・3月):30〜40%
札幌は観光都市として強いですが、季節変動が大きいのが特徴です。特に雪まつり期間は予約が殺到し、単価も跳ね上がります。
1泊あたりの宿泊単価
- ワンルーム〜1LDK:6,000〜10,000円
- 2LDK以上のファミリー向け:12,000〜20,000円
- 一軒家タイプ:15,000〜30,000円
インバウンド需要が戻りつつある現在、グループ向けの物件は単価を上げやすい傾向があります。
具体的な収益シミュレーション
ここでは、1LDKの物件を月額8万円で借りて民泊運営するケースで試算してみます。
収入の計算
- 宿泊単価:8,000円/泊
- 稼働率:60%(月18日稼働)
- 月間売上:8,000円 × 18日 = 144,000円
毎月の支出
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 80,000円 |
| 清掃代(1回3,000円 × 18回) | 54,000円 |
| 消耗品・アメニティ | 5,000円 |
| 光熱費 | 10,000円 |
| 予約サイト手数料(15%) | 21,600円 |
| 合計 | 170,600円 |
この条件だと、月間で約26,600円の赤字になります。
黒字化のポイント
試算結果を見ると厳しく感じるかもしれませんが、工夫次第で黒字化は可能です。
稼働率を上げる
- 70%まで上げれば売上は168,000円に
- 写真の質、レビュー獲得、価格調整がカギ
清掃コストを抑える
- 自分で清掃すれば大幅にコストダウン
- 清掃代が0円なら月5万円以上のプラスに
繁忙期に単価を上げる
- 雪まつり期間は1.5〜2倍の単価も狙える
- 年間を通した戦略的な価格設定が重要
私が話を聞いた運営者の多くは、**「最初の半年は勉強期間」**と割り切っている方が多いです。レビューが貯まり、運営に慣れてくると収益が安定してくる傾向があります。
初期費用も忘れずに
収益だけでなく、スタート時の投資も把握しておきましょう。
- 物件契約の初期費用:20〜30万円
- 家具・家電:15〜30万円
- 消防設備・許可申請関連:5〜15万円
- 予備費:10万円
合計で50〜80万円程度は見ておく必要があります。北海道の場合、冬場の暖房費や除雪の手配も考慮しておくと安心です。
まとめ
札幌市内での民泊収益は、物件選び・稼働率・コスト管理で大きく変わります。
試算上は厳しく見えても、繁忙期の活用や清掃の内製化で黒字化は十分可能です。まずは小さく始めて、実際の数字を見ながら改善していくのが現実的なアプローチだと思います。
私も引き続き、北海道エリアの民泊事情を追いかけていきます。
この記事を書いた人
クズノハ商店 店主
北海道札幌市在住 / 会社員 × 副業FIRE挑戦中
保有資格:FP3級・簿記3級
不動産管理会社をクライアントに持つ会社員。その縁を活かし、道内の物件視察・相場調査・金融機関への融資打診を実践中。 宅建勉強中。合同会社を自分で設立済み。50歳までに月30万円のキャッシュフロー(サイドFIRE)を目標に、北海道での不動産投資を記録・発信しています。