北海道副業FIRE研究所
民泊

民泊の料金設定で稼ぐ方法|繁忙期・閑散期の動的価格設定術

民泊の稼働率と単価を最大化する料金設定の方法を解説。北海道の観光シーズンに合わせた動的価格設定とAirbnbのスマートプライシング機能の使い方を紹介します。

民泊運営は料金設定がすべてを決める

民泊を始めてみると、意外と悩むのが料金設定です。高すぎれば予約が入らず、安すぎれば利益が出ない。私も不動産管理会社のクライアントから相談を受けることがありますが、この匙加減で収益が大きく変わってきます。

特に北海道は観光シーズンの波が激しいため、固定料金では稼げないのが現実です。今回は、繁忙期・閑散期に合わせた動的価格設定の方法を解説します。

北海道の観光シーズンを把握する

まず大前提として、北海道の観光需要を理解しておく必要があります。

繁忙期(高単価が狙える時期)

  • 7月下旬〜8月(夏休み・涼しさ目当ての観光客)
  • 2月(さっぽろ雪まつり・スキーシーズン)
  • ゴールデンウィーク
  • シルバーウィーク

閑散期(稼働率重視の時期)

  • 11月(紅葉終わり〜雪前の中途半端な時期)
  • 4月(雪解け〜GW前)
  • 1月上旬(正月明け)

この波を無視して年間同じ料金で運営すると、繁忙期に取りこぼし、閑散期に空室という最悪のパターンになります。

動的価格設定の基本的な考え方

動的価格設定(ダイナミックプライシング)とは、需要に応じて料金を変動させる手法です。ホテルや航空券では当たり前ですが、民泊でも取り入れないと損をします。

繁忙期の設定ポイント

繁忙期は通常価格の1.5〜2倍を目安にします。

  • さっぽろ雪まつり期間は特に強気でOK
  • 予約が早めに埋まるなら、さらに値上げの余地あり
  • 直前でも空いていれば少し下げて稼働優先

私の経験では、雪まつり期間中に通常の2.5倍で出しても予約が入ったケースがあります。インバウンド需要が戻った今、強気の価格設定は必須です。

閑散期の設定ポイント

閑散期は稼働率を優先します。空室よりは安くても予約を取るべきです。

  • 通常価格の7〜8割に設定
  • 連泊割引で長期滞在を促す
  • 清掃費込みにして「お得感」を出す

北海道の11月は本当に予約が入りにくいので、最低限の利益が出る価格で回すしかありません。

Airbnbのスマートプライシングを活用する

手動で毎日価格を変えるのは現実的ではありません。そこで使えるのがAirbnbのスマートプライシング機能です。

この機能をオンにすると、以下の要素をAIが分析して自動で価格を調整してくれます。

  • 近隣物件の価格
  • 季節・曜日
  • イベントの有無
  • 予約状況

ただし、スマートプライシングには注意点があります。

  • 最低価格と最高価格は必ず設定する(安くなりすぎるのを防ぐ)
  • AIが提案する価格が必ずしも最適とは限らない
  • 定期的に手動でチェック・調整が必要

私は最低価格を「清掃費+光熱費+α」で絶対に赤字にならないラインに設定しています。

外部ツールという選択肢もある

より精度の高い価格設定をしたい場合、PriceLabsWheelhouseといった外部ツールも選択肢です。

これらのツールは複数のOTAに対応しており、より詳細なカスタマイズが可能です。ただし月額費用がかかるため、ある程度の物件数がないと割に合わない点は覚えておきましょう。

関連記事

まとめ

民泊で稼ぐには、北海道の観光シーズンに合わせた動的価格設定が欠かせません。繁忙期は強気に、閑散期は稼働率優先で価格を調整することが重要です。

Airbnbのスマートプライシングは便利ですが、最低価格・最高価格の設定は必須。完全にAI任せにせず、定期的に確認する習慣をつけましょう。

料金設定ひとつで年間収益は大きく変わります。まだ固定価格で運営している方は、今日からでも見直してみてください。

クズノハ商店 店主のアバター

この記事を書いた人

クズノハ商店 店主

北海道札幌市在住 / 会社員 × 副業FIRE挑戦中

保有資格:FP3級・簿記3級

不動産管理会社をクライアントに持つ会社員。その縁を活かし、道内の物件視察・相場調査・金融機関への融資打診を実践中。 宅建勉強中。合同会社を自分で設立済み。50歳までに月30万円のキャッシュフロー(サイドFIRE)を目標に、北海道での不動産投資を記録・発信しています。